愛されキャラ
愛され女子
愛されコーデ ・・・
雑誌やテレビの特集などでもすっかり浸透し
今や世の中にはたくさんの「愛され」で埋め尽くされています。
確かに愛されることって、白馬の王子様を待つロマンチックな女性たちにとって永遠の憧れですし、年齢を重ねても色あせるどころかますます「愛される」ことに貪欲になるかと思います。
でも、あまりに「愛され」に執着しすぎて、大事なことを見失っているケースも。。。
先日、電車の中で20代前半と思しき女子2人組の会話が聞こえてきました。
A子 「この前さぁ~、彼氏と行ったコンセプト居酒屋がめっちゃ変でwww
パスタとかめっちゃまずかったしwwwwなにあのセンスwwwww」
B美 「相性悪いよねww」
どうやら、A子さん(仮)の彼氏がデートに連れていく場所や考え方がことごとくセンスが合わないらしく、彼がどんなことをしてくれたとしても、彼女には不満の感情しか出てこないようです。
B美さん(仮)もそんなセンスの悪い男性とA子さんは釣り合わないと・・・。
隣の席で聞き耳を立てていた市原悦子さん的な私はさておき^^;
占い師としてツッコミどころ満載です。。。
彼女は、圧倒的に感謝が足りていません。
自分中心になりすぎて、彼の欠点や至らないところにばかり目がいってしまい、
彼が頑張ってやっている頑張りや好意に対しては無視です。。。
気づいていたとしても、「もっと!もっと大事にして!愛してよ!」と
どんどん心がワガママさんになってしまっていって
ちょっとのことでは相手の愛情をうまく受け取れていなくなってしまっています。
とここで。
愛されるって言葉、なんとなく違和感を感じませんか?
「愛」「される」って言葉を分解すると受け身です。
愛を相手からもらうっていう意味です。
愛されの功罪は、
多くの女性達が、相手から与えられる愛や思い=自分の価値
だと勘違いしていることです。
電車の彼女も、彼の愛情表現のやり方が気に入らず
「彼のセンス」=「つまらないデート」=「私もつまらない女」
と感じてしまっていたのかもしれません。
自分の価値を相手に全て委ねてしまっています。
みずからが相手に何かしてあげようというサービス精神が抜けおちてしまっています。
「付き合う」=「お姫様扱い」
・・・・・・^^;
「愛され」って言葉に躍らされていませんか?
何も努力しないで受け身でいて、それで恋人からの愛情を受け取ることは不可能に近いです。
私だって頑張っている!って言うなら、自分から恋人を喜ばそうとしたり
彼の機転の利かない性格にフォローのひとつ、入れてほしいです。
もちろん、愛されも大事な要素。
でもそれ以上にあなたも相手のことを愛しましょう。
「幸せにしてもらう」のではなく、「幸せにする」意識を持って
素敵な恋愛ライフを送りたいですね^^