さまざまな こと思いだす 桜かな 松尾芭蕉
ソメイヨシノが満開ですね。
街全体がピンク色に包まれ、日本で一番美しい季節といってもいいかもしれません。
芭蕉の詠むように、桜の花を見ていると
ほんとうに色々なことを思い出します。
このように桜を眺めたことのある人なら誰でも共感できることを
300年以上も昔に詠んだ芭蕉の感性の偉大さたるや。
一見、普通の句のようにも取れますが
それだけ桜の花が私達にとって
常に身近で、心の故郷にも繋がる存在なのは
今も昔も変わらないんですね^^
人の心のありようも
変わっていない。
それってすごいことだなと、しみじみします。
春生まれの私にとっては、この季節は特別な思い入れがあるのですが
今年の春は何かが違う。
あれ?目が霞む・・・ 涙脆くなったのかな
くしゃみが止まらない・・・ 風邪でもひいたかな
鼻水がとまらない・・・ ついに鼻から泣けるようになったか
外に出たくない・・・ おいおい、どうしちまったんだろう
日頃の疲れがたまってるのかな?
おかしいなーおかしいなー
・・・
花粉症になりました。花見なんてする気になれません。
春を嫌いになりそうな高峰ですが
今日もバランガンでお待ちしています。